プラチナｆ　夏休みは頂きません。お盆も営業いたします。

私、カクバリは、8月の初めにお休みをいただきました。

夜中に何気なくテレビを見ていると、

『ＢＳアーカイブス　ＨＶ特集ファーブル昆虫記』

を放映していました。

夏休み時期はこういう番組が多いですね。

ここ何年か旅行に行ったりしていないので

夏休みになると昔読んだきりになっている本を

引っ張り出してきて、読みふけっていることが多いです。

そういえばファーブル昆虫記は昔買ったきり読んでいなかった

ことを思い出し、読み始めました。

ファーブルは教師をしながら昆虫観察を続けていましたが、

40代で教職を追われ、定職を持てないまま、貧しい中でも

昆虫観察を続け、晩年になって昆虫記全１０巻を刊行したものの、

ようやく認められた時には余りにも老いてしまい、もはや観察や

実験を続ける事が出来なくなっていたという、あまり恵まれない

人生を送った人ですが、同時代の進化論で一世を風靡していた

ダーウィンを批判している文章などもあり、なかなか興味深いです。

本能のみで行動する昆虫が複雑で繊細な行動をとるとき、

確かに進化論でいったいどんな説明が可能なのだろうか

考えてしまいます。